Congaree National Park.

2015年 気候変動交渉

2015年11月30日~12月11日、フランス・パリ

 

新たな国際枠組みへの合意を目指し、気候変動枠組条約第21回締約国会議(UNFCCC-COP21)がフランス・パリで開催されます。

COP21は、地方、国、そして国際レベルで増えている気候変動問題への取り組みの転換期であり、新たな道の始まりです。共に課題へ立ち向かうために、意識を啓発する機会であり、革新的なアプローチを特定します。より多くの参加を促し、進行中の議題について話し合われます。

 

CIのアプローチ:自然に価値をつけることとコラボレーション

Aerial view of Xingu National Park
© Luana Luna

CIは、自然こそが気候変動問題に対処するための最善策であると信じています。 生態系とその恵みを守ることは、気候変動の原因を緩和し、影響に適応するために、最も即効性があり、効果的な解決策の一つです。 この解決策を実行するには、共に取り組む必要があります。CIは、新たな気候変動交渉の合意に、国際的な協力が盛り込まれることを期待します。気候変動へのアクションは、政府だけの責任ではありません。-地元コミュニティ、市民社会、企業-みなそれぞれが役割を果たす必要があります。特に、企業の行動は、未来の気候への強靭性を高め、低炭素社会へ移行するためには、極めて重要です。COP21は、セクターを越えて、共に課題に取組む新たなパートナーシップを構築するための機会となるでしょう。

COP21に対するCIの考え方

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磯部 麻子 / Asako Isobe
Marketing and Communications, Senior Coordinator, マーケティングおよびコミュニケーション、シニアコーディネータ
Email: aisobe@conservation.org TEL: 03-5315-4790
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CIは、気候変動に関する国際合意に、自然を活用した気候変動対策(緩和、適応)に関する記述が含まれることを望んでいます。具体的には、以下の通りです。

  • 自然が温室効果ガスの排出削減、炭素の貯留、気候変動の影響への対抗力の強化に重要な役割を果たすことを公式に認識すること。
  • 緩和と適応の両方で国際的な目標があること
  • 個々の国の約束が、気候変動対策の結果、強固な社会環境的な成果をもたらすものであること。
  • 自然を活用した気候変動対策について、透明性が高く、一貫性があり、比較可能で、完全で、正確なアカウンティングルールが含まれること。
  • 試行の末、その有効性が証明されている、REDD+、ブルーカーボン、生態系を活用した適応策といった気候変動対策の実施を促すために、自然を活用した気候変動対策に対して予測可能で適切な資金フローが確保されること。なお、これらの施策は、国際合意が発効する2020年の以前においても、大規模な排出削減と吸収を可能にします。